包丁で硬いものを切ったり、刃の部分を硬いものにぶつけたり、落としたりすると刃が欠けことがあります。
小さい欠けであればそこまで気になることはないと思いますが、欠けが複数ある状態だと切れ味は格段に落ちます。
小さい欠けであればご家庭でも直すことが可能だと思いますので、包丁の欠けの直し方について紹介します。
必要なものは砥石。荒砥石(#200〜#400)があればベストですが中砥石(#1000)でもできます。中砥石の場合は荒砥石より研磨力が落ちるので時間がかかります。
- 包丁研ぎより角度を高めで刃全体を研ぐ
刃の欠けた部分だけを研ぐのではなく、通常の包丁研ぎと同じように刃全体を研いでいきます。研ぐ角度は包丁を研ぐ角度より高め。角度を高めにすることで欠けを早くとることができます。
- 欠けがなくなるまで包丁の表面と裏面を均等に研ぐ
欠けがなくなるまで表面と裏面を均等に研ぎます。
- 欠けがなくなったら通常の包丁研ぎに移行して新しい刃をつける
欠けがないことを確認できたら、通常の包丁研ぎに移行して新しい刃をつけて完成です。
ちなみに食洗機で包丁を洗うと食器と包丁がぶつかって欠けたりもします。包丁の欠けは気をつけていても起こるものなので、包丁をしまう際にでも欠けがないかチェックしてみてください。