お客さんからの質問で「家庭で包丁研ぎする場合、どんな砥石がよいか?」と聞かれることがあります。まず砥石には種類があり、簡単に説明すると下記になります。
- 荒砥石
- 粒度の荒い砥石で研ぐ力が強く、刃が欠けた時などに使用します
- 中砥石
- 荒砥石より粒度の細かい砥石、ご家庭で日常的なお手入れに使える砥石
- 仕上げ砥石
- 中砥石より粒度が細かい砥石、中砥石の後に使うと切れ味がより滑らかになります
- 面直し砥石
- 砥石の表面を平らにするための砥石(砥石は使うと表面が凹んできます)
ご家庭で包丁研ぎをする場合は「中砥石」と「面直し砥石」があれば十分かと思います。
小さい刃欠けであれば「荒砥石」より時間はかかりますが中砥石でも対応できます。さらに切れ味を求めるのであれば、中砥石で研いだ後に「仕上げ砥石」を使うことをおすすめします。